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横浜より。
 近年のセリーグエースをあえて並べると、

 ヤクルト=石井、阪神=井川、広島=黒田、巨人=上原、中日=川上、

 そして横浜=三浦・・・。

 
 番長、ありがとう(涙)!!。

 
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 プロを目指している大学生とアマ選手から進路相談を受ける席に、久しぶりの再開となる「赤べこ」の南主将に同席してもらった。

 南君は、法大で同じ釜の飯を食ったGG佐藤ら5人がプロ入りし、どうしても夢をあきらめきれず投手から野手に転向して渡米し「侍」メンバーで活躍、帰国後は「赤べこ」で2年プレーし、昨年の都市対抗出場後に、バットを置いた。

 現在は、休みも返上して夜遅くまで都内で働く、バリバリの社会人1年生だ。

 30歳まで夢を追い続けた南君の「プロに入る厳しさ」は、その場にいた「夢を追いかける選手」には、もの凄く説得力があった。

 ただ、南君は一貫して「夢は追い続けろ」と語っていた。

「だれかから、お前は無理だと言われてやめるものじゃないんですよね。やめるときは自分で納得してやめるべきですから。何歳になってもそこまでは続けるべきです」。

 約4時間に渡り話を聞いていた「夢を追いかけている選手」たちは、果たして南君の話をどう感じたのだろうか・・・。


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西多摩倶楽部と松岡監督

 
 23日は、吉田えり投手が先日まで在籍した「西多摩倶楽部」に後輩を連れて行き入団テスト。

 このチームは2年連続して、所属選手をNPBに輩出しているけど、やっぱり監督が凄い。


 最後にフリーの投手として登板し、打者との一球勝負を次々に行い、(61歳なのに)自らのピッチングで指導を行っている。


 それにしても、ダイナミックなあのフォーム(写真)、変わってないなぁ。


 “物凄い事なんだよ!”と、選手一人一人に説明してあげたいくらい、羨ましい対戦型練習でした。


 「これまでは野球人で通したかも知れんが、明日からは社会人が前につくということを日々肝に銘じて励むように」

 新加入メンバーへの言葉、元ヤクルトの絶対的エース・松岡弘監督だけに、もの凄く重みを感じました。


    
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WBC会議
 久しぶりの帰京後、19日は後輩の新谷監督(佐賀スピリッツ・尚美大学女子野球部)と打合せ。

 思うに、WBCの選出投手って、多分、新谷監督が一番全方位で知ってるんじゃないかなぁ。

 という訳で、1時間くらいWBCメンバー投手編。


 ・・・うーん、全部書けない・・・。

 でも、ドジャース・斎藤投手のクローザーは、説得力あったなぁ・・・。

 
 という訳で、20日はドジャース・小島スカウトと打合せ。

 「新谷さん、斎藤投手評価してくれているんですかぁ。ありがたいですね。でも私が思うに・・・・」

 
 ・・・うーん、凄く面白いだけに書けない・・・。


 という訳で21日はコーチに選ばれた与田コーチと打合せ。

 「原さんが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


 ・・・ウルトラ面白いだけに、全く書けない。

 
 でも、3者から聞いた共通の一つの内容を言うと、完全拒否した中日には、まだ拒否していない谷繁がいるということでした。


 2月の宮崎メンバー、どうなるのかなぁ。




 
 
 
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吉田えり投手


 鹿児島で九州スポーツの1面を見た。 久々に、捨てずに折りたたんで、持ち帰った。

「史上初!女子プロ野球選手誕生!」「関西独立リーグ神戸7位指名、16歳の高校生 吉田えり投手」

 その後はテレビでも、新聞でも各界著名人からの応援コメントが続き、注目の高さが伺える。
 
 色々な意見はある。

 でも、プロ選手を育てる(個の能力を伸ばす)ことを1とし、他の男子選手より劣る技量とは言え、門を叩いた女子野球選手に、可能性という観点でチャンスを与えるということは素晴らしいと思う。

 独立リーグとはいえ、夢を与えるのがプロ野球だ。

 恐らく、多くの人々が「茨城ゴールデンゴールズ」片岡安祐美選手と比較をすると思う。

 ただ、安祐美選手は、個よりチームの勝利を一とするアマチュア選手であり、置かれている環境が異なるので、同じ目線で比較をしてはいけないと思う。

 吉田選手のプロ入りに関して思うのは、女子野球選手に対する世の中の“眼”だ。

 近年、女子野球に世の中の“眼”が集まったのは、神村学園高・小林投手(のち明治大学)を中心とした99年の第1期全日本チームが最初だった。

 米国に遠征したが130キロのストレートに米国選手は手も足も出ず、帰国したら「女松坂」と呼ばれるほどのちょっとした騒ぎになっていた。

 このころ、米国にはアイラ・ボーダーズという独立リーグで活躍する左腕投手が存在した。00年の日米女子野球大会(西武ドーム)に来日し、その際、近鉄の入団テストに連れて行ったが、実力で不合格となった。

 この女子硬式野球への注目度は、小林、アイラなどの功績で国際的に少しずつ進化し、昨今では、中学生で最年少代表入りした片岡安祐美選手が「茨城ゴールデンゴールズ」入りしたこともあり、普及は広がり続けている。

 ここまでは、いずれも、国を背負う代表メンバーが女子野球を牽引してきた。

 しかし(今年は女子野球世界一に輝いた日本だが)、吉田選手は、代表受験をするものの合格はしていない。

 そこの所を、技量的に色々と指摘する人たちがいるのも事実だ。 

 でも・・・。

 最近思うのは、女子には通用しなくても男子には通用する選手もいるということだ。

 吉田選手のナックルボールはチェンジアップの要素が高い。

 だから、独立リーグのトライアウトも“初めてのタイミング”に安打を許さなかった。

 女子野球代表クラスになると、投手の球速は120キロになり、普通の女子選手では打ち辛くなる。 小林投手との米国遠征では、彼女が投げる130キロのストレートに、世界中の女子選手がKマークを築いた。

 しかし、明治大学では同じ女子選手の東大・竹本投手との投げあいで注目された以外はほとんど登板の機会は訪れず、球界を去っていく。

 そういった意味で、考え方としては、135キロのストレートを持ちながらも(ストレートは通用しないので)、シンカーに磨きをかけて数年間米国独立リーグでプレーしたアイラが参考になると思う。

 事実、当時の近鉄・小林コーチは、柔らかな関節が生む独特のシンカーを見て、入団テストは不合格になったものの「1年間下で預かってみたい」と評していた。

 山本譲二総監督率いる「山口きららマウントG」に中村みずえという女子投手がいる。 球速は110キロ程度で女子代表セレクションに落選しているが、クラブ日本一になった「茨城ゴールデンゴールズ」をはじめ、全国の男子選手と対戦しても、1イニングはほぼ打たれない。 コーナーをつく変化球が自然とチェンジアップになっているからで「タイミングの合わせ方が分からない」と凡打した男子選手は評する。

 「本当に球は揺れるよ。でも、何より彼女は一所懸命だよ」と、吉田選手が所属していた「西多摩クラブ」の関係者が話してくれた。

 日本プロ球界第1号女子投手。

 野茂もそうだが、第1号は様々な逆境に立ち向かえる情熱を持った人の特権だと思う。

 吉田投手を応援する水島新司先生が、漫画の世界で登場させた女性投手、水原勇気も決め球は揺れて落ちる球(ドリームボール)だった。

 −小さな大巨人ー。 

 吉田えり投手、頑張れ!
 

 



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